昨年10月中旬に、約1時間半ほどの予定で、鎌倉裏大仏コースをハイキングしてきました。
「大仏切り通しハイキングコース」とも言われているようです。
歩く距離は、ゆっくり歩いても1時間半ほどだからと、気軽に普通のシューズでポールも持たずに出かけました。
ところが途中、少し道を間違えてしまったようで、なかなかミステリアスな古道の冒険と、その後の「海蔵寺」のお花で癒されて帰ったハイキングをご紹介いたします。
長谷駅から鎌倉大仏方面へ
通常は、JR横須賀線の北鎌倉駅から浄智寺を経て、鎌倉大仏様に向かって歩くことが多いようですが、今回は逆方向に、江ノ電の長谷駅で降りて、そこから裏大仏ハイキングコースを歩いてみました。
長谷駅からまっすぐ歩き、右手に鎌倉大仏(高徳院)を過ぎて、正面にトンネルがありますが、その手前の細い階段を登り、しばらく細くて緩やかな斜面を歩きます。
ここが大仏切り通しの入り口になります。
道路や個人の住宅が近いにも関わらず、なかなか、しっかり山歩き感、感じます⇩
距離的には20~30分程度の距離ですが、あたり一帯は、なお一層の山歩き感満載、古道のミステリアス感、満載です!
たまたまでしょうが、他の歩いてる人達ともまったく出会わなくて、なおさら、だんだん心細くなるくらいでしたが、それでも時々車の走る音が聞こえるので、ホッとするような不思議な感覚でした。
所々、滑りやすい斜面や大きな岩があるので、ポールと手袋、トレッキングシューズはあった方が良いです。
地図を見ながら、常盤の住宅街に降り立ちました、
あのミステリアスな古道とは全く別世界、現代の車が多く走る通りにでました、
ちょっとホッとしたような・・・(;^ω^)
やはり、道を間違えていました(;^_^A
長谷トンネルから銭洗い弁天・源氏山公園へ
再度、常盤から市役所通りを歩いて長谷トンネルから銭洗い弁天に向かって歩きますが、
なんと言っても、道を間違えて予定より多く歩いてきたうえに、更に銭洗い弁天へ向けては上り坂です!
更に!更に!、この日は久しぶりの真夏日の気温、汗だく、息はあがって(*´Д`)ハァハァ
銭洗い弁天から源氏山に向かい、源頼朝さま像を前に、ちょっと一休み
四季のお花で有名な「海蔵寺」
「海蔵寺」の有名な萩の花を見たくて、化粧坂(けおいざか)は険しい下り道だったので避けて通らず、少し手前にある住宅街脇の階段を下りて海蔵寺に向かったのです。
鎌倉って、けっこう個人宅の玄関脇や庭の脇に階段や道があると聞いたことはありましたが、こういうことかぁ、・・と本来のハイキングのコースを逸れて端折って歩き、これはこれで、ちょっとした冒険( ´艸`)
ところが、残念ならが、肝心の海蔵寺の有名な萩の花の満開の時期は過ぎていてほんの少ししか見ることが出来なかったのです。
その変わりに、正面右側にまっすぐ天に向かって伸びている立派な
「シオン」の花が満開でした。
あとは笹竜胆(ささりんどう)、ホトトギス、紫式部などがあちこちに可愛く咲いていました。
⇩ 本来であれば、このように素晴らしい萩の花を見ることが出来たはずですが、来年はしっかり時期を見逃さないように訪れたいものです。
⇩ 道路脇にわずかに残っている萩の花
結局、当初の予定の北鎌倉駅経由で帰宅するはずが、北鎌倉駅には向かわずに鎌倉駅に向かって、英勝寺前の横須賀線の線路を渡り小町通りに出ました。
「英勝寺」は鎌倉唯一の尼寺でもあり、お花の寺でも有名なお寺です。
こちらも中に入って観たかったのですが、ここの場所へ来るまでに既に2時間以上は歩いて、おまけに超炎天下、真夏日、さすがに英勝寺は次回にしようと通り過ぎました(;^_^A
そして小町通り、この通りは相変わらずの人通りです。
いつもであれば、あちこちお店も覗いたりするのですが、この日は流石にサッサと駅前のお店に入って、先ずはビール!でした( ´艸`)
結局、1時間半どころか3時間弱のハイキングでした (;’∀’)
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